ヤマハＧＸ７５０

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最終章「魔像の十字路」に入って、飛葉はヤマハのバイクに乗る機会が多くなります。

このヤマハＧＸ７５０は、「魔像の十字路IV」の中で乗っています。タンク、サイドカバー等のカラーリングが

国内販売されているＧＸ７５０にはないカラーリングなので、輸出用のＸＳ７５０と思われます。漫画は

モノクロなので何色か全然わからないから､同じ年代の他のバイクに使われているカラーリングを参考に

ヤマハらしい色合いにしてみました。何しろ資料写真が乏しく、右向きの写真が１枚・・・。ネットで何とか

左側の部分写真を見つけて、わからない部分は想像で描いてます。このバイクに詳しい方が見たら

違う箇所が多々あると思いますが、雰囲気重視ということで・・・。漫画ではシート後部はＣＢ７５０のように

円錐形の鎖分銅が飛び出すギミックのようなデザインになってたので、原作のとおりに描いてみました。

実車（ヤマハＧＸ７５０）について

２気筒の軽快さと、４気筒のスムーズさを狙った４サイクル並列３気筒ＤＯＨＣエンジンを搭載。

クランク角は１２０度、全回転域に渡ってスムーズで低振動な快適性と走行安定性を重視した

ツーリングスポーツ・マシンです。横置きエンジンからベベルギアでシャフトドライブにパワーを伝える

複雑な構造は、その後のヤマハに４サイクル重量車には「シャフトドライブ」という方向性を与えた。

翌年には、他の４気筒７５０に比べ数値的に劣っていた出力も６７馬力にパワーアップし、フロント

ブレーキのダブルディスク化、３ｉｎｔｏ１マフラーから２本マフラーへ、フルトランジスタ点火が採用され、

大幅な総合性能向上が図られました。