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初登場時にオヤブンはフルカウルのバイクに乗ってました。連載当初、作者がバイクの車種を模索していた
のか、フルカウルにすれば描き込みの多いエンジンを描かずにすむから?なのかわかりませんが、とにかく
車種選定は飛葉のCB450のコーナーで説明したようにオヤブンもCB450としました。
 
カウリングのデザインは、60年代のホンダのレーサーRCシリーズのカウリングをモチーフにしました。

ハンドル位置をレーシング仕様より高くしたため、ちょっとカウリングが不恰好になりました。

ノスタルジックな雰囲気は出たかな?フルカウル仕様なので、ちょっとレーサーっぽいマフラーを装着し、
バック・ステップ、シートはシングル・シートにしました。シート後部の三角錐の部分は「LEADING BIKES」
のコーナーで解説しているチェーンが飛出すギミックになってます。この特殊装置は初登場時、ヘボピー以外
のバイクには装着されているようでした。(シート後部が全部この形状で描いてあった)
 
実車(ホンダCB450)について
世界的に大排気量のバイクが主流になりつつあった60年代後半、最大排気量が350ccであった
ホンダはこれにチャレンジすべく開発したのがCB450でした。「450ccで既存の650cc以上の性能を」
をコンセプトに作り出されたこのCB450はホンダ初のDOHCヘッドを採用、またバルブの開閉制度を
高めるためにバルブ・スプリングにはトーションバー・タイプを用いて高出力化に対応し、吸気系も2連装の
CVキャブを装備。これらにより450ccにして43馬力をという卓越した高性能エンジンになりました。
またそれに合わせてフレームはセミダブル・クレードル・タイプの使用により高次元な走りを実現している。
またタコ・メーター一体型のスピード・メーター、段付きシート、大型のフューエル・タンクなど高級感を
漂わせる装備も満載していました。これらにより海外から高い評価を得て、世界市場では一世風靡した
記念すべきモデルとなりました。
 
形式
ドリームCB450
総排気量
444cc
車両重量
187s

最高出力

43馬力/8500rpm
エンジン形式
空冷4サイクルDOHC2気筒
最大トルク
3.82kgm/7250rpm