![]() 512 BB
LM (1980) BRUMM |
ル・マンをはじめとする様々な耐久レースにディーラー・チームからエントリーした365GT4/BBコンペティションがより強力に進化したのがこの512BBLMです。 水平対向12気筒DOHC 4942cc |
![]() Mondial Coupe
(1982) ixo |
ディーノ308GT4の後継モデルである2+2(4座)のグランツーリスモ。「モンディアル」という名前は50年代のF1チャンピオン、アルベルト・アスカリを記念して作られた500モンディアル以来の車名だが、2+2のデザインはいまひとつ人気がなかった。 1980年にモンディアル8が発売され1993年まで生産された。 90度V型8気筒エンジンで3リッターで、1985年に308がモデルチェンジされたのに伴い328と共通のエンジンになった。 |
![]() 288GTO (1984) Fabbri Ferrari Collection |
1984年に250GTO以来途絶えていた由緒ある名称のGTOが復活。グループBにホモロゲートするため、200台が生産されたが、実際には競技等に参加せず、超高性能のロード・カーとして位置付けられた。 308GTBをベースとしながらも、エンジン搭載方式が縦置きになる等中身に大改造を受けたモンスターマシンと言えるでしょう。 搭載されるエンジンは2855ccの32バルブで、IHIターボを2機備えていて400馬力近くを発揮する。 外観は、308GTBに似ていますが、外装・内装共に殆どのパーツがこのクルマのために設計されていて、308GTBとの互換性は非常に少なかった。 車両の軽量化のために、一部外板パーツにカーボン樹脂製のものが使われていた。 フロント下部に装着された角型のフォグ・ランプとパッシング・ライト。 そして、GTOに受け継がれているダックテールがカッコいいですよね。 フェラーリのロードカーの中で私のベスト5に入るクルマです。 |
![]() 288GTO (1984) Mattel |
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![]() TESTAROSSA
(1985) herpa |
512BBiの後継車として1984年のパリ・サロンにおいて栄光の名称テスタロッサが復活しました。 スタイルは同じくピニンファリーナが手掛け、エッジが強調され、サイドには大胆なスリットが入ったエア・インテークが与えられました。 エンジン・レイアウト、キャパシティは512BB iと変わりませんが、4バルブ化しボッシュKジェトロニックの燃料供給により390馬力とアップしました。 外見的には以前のスパルタンな印象が薄いです。 |
![]() 412
(1985) Mattel |
365GT4 2+2が76年に4.8リッターのエンジンを積み400に進化した。 基本的なメカニズムは365GT4 2+2を踏襲し、テールランプが6個から4個になりチンスポイラー、ドアミラーが加えられ、ホイールがセンターロック式から通常の5穴式になった。 その後70年代後半の排ガス対策を皮切りに対応が繰り返され、出力が低下したが、5リッター化し、412となり340馬力になった。 フェラーリとしては初となるABSが搭載された。 |
![]() 328GTB (1986) ixo |
スモール・フェラーリで人気だった308の後継車です。 車種名のとおり排気量を3.2リッター(3,185cc)にアップされた。 外観ではターンシグナルやフォグランプを内蔵したフロントグリルが設置された。 308に比べてボディサイズが少し大きくなっています。 内装はスイッチ類やメーターのレイアウトが変更され、操作性や視認性の向上が図られました。 |
![]() F40 (1987) herpa |
1987年7月21日、フェラーリ社の創立40周年を記念したハイパフォーマンス・モデル、F40が発表されました。 エンジンは288GTO,288GTOエボルツィオーネを経て開発された2936ccの32バルブV8ユニットで、インタークーラー付きツイン・ターボチャージャーで478馬力を発生します。 とにかくレーシング・マシンそのものといった内容と外見です。 |
![]() 348ts
(1989) herpa |
1988年のフランクフルト・ショーにモンディアルのニューモデルとして3.4リッターにキャパシティをアップしたV8DOHCエンジンを搭載したモンディアルtがデビューする。 その後2シータ・モデルとして348の名前で登場。 これまでのGTB/GTSの呼び方でなくてtb/tsへと変更された。 ボディ・スタイルも同じピニンファリーナでありながら、一見直線的なイメージを持つデザインになった。 そして、伝統だった丸いテールランプがブラックアウトされた横バーに覆われた、ありふれたコンビネーション・ランプになった。 |
![]() Mythos
(1989) Revell |
1989年の東京モーターショーで発表された。 当時、日本はバブル真っ只中。 フェラーリの世界戦略の中で日本は目が離せない市場であるという状況の中、渾身のコンセプト・モデルであったこのミトスを世界で最初に披露する場所を日本の東京モーターショーとした。 ミトスは、84年のテスタロッサをベースにピニンファリーナにより作られた。 中身がテスタロッサなので、単なるモックアップでなく走行可能だったそうです。 |